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vol.04 3世代にわたる賑やかなイタリアン家族の暮らし リアルなイタリア生活レポート
クリスマスは年末最大のファミリーイベント!準備から大騒ぎ

友人のかおりさんはフィレンツェのドゥオモからバスで10分ほどの場所にご主人Stefano(ステファノ)さんと4歳になるFabio(ファビオ)くんと暮らしています。歩いて5分の近さに祖父母の家があり3世代いつも一緒の温かいイタリアンファミリー!
この祖父母の家、元々トスカーナの裕福な方の住まいで、その特徴はエントランスが2つあること! 当時は大きな扉からは主人が、小さな扉は使用人専用として使われていたそうです。図面からは間取りも主人と使用人のスペースがきっちり分かれているのがわかりますね。
面積は約120u、2重に平行している廊下が過去の生活を物語っています。
かおりさんとご主人のSTEFANO(ステファノ)さん、4歳になるFABIO(ファビオ)・たかや君

建物外観、1階は集合玄関と店舗がマンションの一般的なつくり

メインの廊下と平行に走る裏方動線だった廊下

玄関2つ、廊下も2つという珍しい間取り

メインの玄関だが、扉が重く、サブ玄関から入ることが多いんだとか
Buon Natale!!

イタリアの正統派クリスマスの過ごし方とは… 前夜は、魚・野菜料理を頂き、「食事のある」裕福さに感謝し祈ります。零時には家族揃って教会のミサへ、キリストへの感謝と家族の絆を高めます。
クリスマス当日のランチパーティは多くのご馳走が並び、1日中続きます。イタリアのマンマは数日前から大忙し! 第1の皿はCAPPONE(カッポーネ)という去勢した雄鶏のスープにTORTELLINI(トルテッリーニ:小型のパスタの中に肉や野菜、卵などの具)を入れたもの、メイン料理である第2の皿はこの茹でた鶏肉と付け合せの野菜。昔は鶏肉は貴重で高価な食材、年に1度のご馳走だったんです! デザートは、DOLCE NATALIZIO(ドルチェ・ナタリッツォ)と呼ばれるクリスマスデザート。ドライフルーツ、果物やナッツを練りこんだ“自然の恵みを楽しむ”という意味の焼き菓子です。現在はもっと自由で個性的、かおりさんのファミリーは大きな魚をメインに食後は甘〜い手作りデザートを楽しんだようです。おばあちゃま&かおりさん、今年も頑張って!
メインの大きな魚料理を取り分けているかおりさん、美味しい香りが漂ってきます。
お腹いっぱいになっても食後酒とデザートは別腹です!!

リビングはすっかりクリスマスデコレーションされました! 今はキッチンが戦争のような状態です…
Orafo

かおりさんは在イタリア15年、ジュエリーデザイナー(貴金属細工師)として、また専門学校の通訳業もこなしています。フィレンツェは靴や皮製品と同様にポンテヴェッキオ周辺には多くの工房があり、職人さんが腕を競い合っています。
イタリアンジュエリーは特別の日だけでなく、お守りや思い出の意味があります。カトリックの洗礼式の時のもの、誕生日、記念日の贈り物・・・シンプルで小さめのデザイン、肌身離さず。ピアスもネックレスも子供の頃から身につけ学校で叱られるなんてこともありません。ゴージャスではないけれど本物の石を使ったデザイン。手を抜かず丁寧に造られているので重みもありますが、みんな小さい頃から本物のジュエリーと一緒に成長! ジュエリーもまた子供の成長や流行に合わせ形を変えリメイクされながら成長してるようです。

彼女はこの人生を共にするジュエリーの存在感に惹かれ、ジュエリーデザイナーの道を歩んだといいます。
「近年だんだんと人々がジュエリー離れしているような気がします。古くからジュエリーは富の象徴でしたが、今では車、カバンや靴など目立つ物に変わってきて寂しい気がします。アクセサリーも大振りの作品が好まれ始めました。この先ジュエリーはどんな歴史をつくっていくかわかりませんが、私はいつでも身につけられる優しい作品を手掛けていきたいですね」

彼女の作品は温かみのある女性らしいものが多い

かおりさんの作品が生み出される工房の制作机。小さいスペースの中に全ての機能と夢が詰まっています。
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