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Vol.02 トスカーナの赤い屋根と広い空を眺めながらの新生活 Italian life/リアルなイタリア生活レポート
L'ultimo Piano
日本人の雅子さんと地元出身のヤコポさん夫婦の住まいを訪問! 彼女は靴職人、工房で働いています。旦那様は元気で優しい新人弁護士、昨年結婚した新婚カップルです。サント・スピリト教会の近く、鐘の音を聞きながらの生活です。最上階のテラスからは広い空! 赤い屋根の連なりと教会のドーム、風が気持ちいい!

早速始めたランチの準備は、使い勝手の良い対面キッチンで。床は掃除しやすいタイル貼り、ダイニングに繋がるカウンター小窓が素敵です。
リビングダイニングの床はParquet(パルケ/仏)と呼ばれる寄木造り。裸足で触れたい素材、靴で歩いても軽やかな音が響きます。壁いっぱいの棚は本やCD、気に入った小物…並べるのが楽しそう。
さらにここは、珍しいロフト付! 格子天井は時の経過を感じさせる味わい深さ、ん〜いい夢が見られそう。
ランチの準備も整い、ヤコポも帰宅。冷やしたワイン片手にBUON APPETITO! カレー風味のズッキーニ&ベーコンのパスタ、シュリンプのサラダ&サクランボ。5月にしては暑い日にピッタリのメニュー! でした。
赤い屋根が連なる先には教会のドーム、
鐘の音が心地よい。

天気のいい日はお気に入りのテラスで乾杯!

カレー風味のパスタは日本人にも懐かしい味、冷えたワインともよく合います。

やさしい寄木の床にクッションやソファ、人の住んでいる温かさが伝わります。

部屋の面積はおよそ70u強(あくまでも目視)、現在の賃貸料は€ 850(光熱費別)

彼女は大きな鍋にたくさんのパスタを茹で始めます

広々とした明るいロフト、これからどう使っていくかで、更に生活が楽しくなりそう!
Mobili Antichi
2人はアンティークの家具が大好きで、ダイニングテーブルも見つけた瞬間ビビッときたそう。直に食器を置いて跡にならないように、大切に使っています。
そして食器棚が仲間入り。修復する前のものを安く購入し自分達で修復! 白塗料で覆われていたこの棚、全部剥がし洗って防水加工。着色してロウを塗って仕上げたんだそうです。
2カ月の作業は悪夢のようだった〜と叫びつつも、格別の思いがこもった一品になり大満足。寝室のタンスはヤコポの祖母から譲り受けたものだそう。その他にも2人の気に入ったアンティークが増えて、収納が充実してきました。以前私が訪れたのは2年前…その時はダイニングテーブルだけだったのに、ずいぶん増えたなあ。
ヤコポの強い希望だった書斎には、アンティークのデスクと大切な1枚の絵が飾られています。若かりし祖父が祖母の姿を描いたもの。家族を思う愛情あふれた作品です。
家具を一緒に選び、大切にしながら暮らす、これからも素敵なものを増やしていくのでしょう。イタリアのインテリアがビビッドでモダンになっていく中、古いものと上手に暮らしていくのも素敵だなと思いました…。

大切なテーブルと、2人の力作、生まれ変わった食器棚の存在感が大きいダイニング
アジアン家具を思わせる懐かしいアンティーク
背の高いグラスをしまう棚を探していたらしく、まさにこれ! という感じ
淡い色合いのやさしい絵、夫婦の愛情が伝わる作品です

歴史を感じる風合いと光沢、そして重量感のあるタンス
La Calzolaia
カルツォライア=靴職人。辞書にはCalzolaio、語尾の“o”と“a”は男女の違い。ここは女職人を讃えましょう。
フェラガモなど革製品で有名なブランド本店のあるフィレンツェは、皮靴も相当クオリティが高い!1つ1つ手で縫い合わせるかなりの技術と力仕事。自分の足にぴったり合った靴を、修理しながら長く大切に履くイタリア人にとって、靴職人は大きな存在。革切り、縫製、弟子期間で10〜15年の修行の後、ようやく職人として認められる職業です。
この歴史ある技術を伝承すべきイタリアの若者が減っている・・・。彼らは楽で収入がある仕事を選び、根気と時間がかかる職人離れがすすんでいるそうで、これは日本でも聞く話。伝統ある職業を見ると外国のお弟子さんが増えています。
現在フィレンツェの多くの工房には、日本人が職人目指して汗を流していて、イタリアに住む日本人の間では、ちょっとした職人ブーム!異国の文化に魅せられ取得した技術を生かして、日本とヨーロッパを融合した新しいものづくりに発展していくといいですね。

靴の工房:Stefano Bemer

足型にあわせて縫い合わせている途中の靴。顧客の足にピタッとおさまる瞬間が待ち遠しい。

工具に囲まれ素手で革を縫っていく
本当に腕力の必要な仕事です

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