La Finestra nuova Vol.8
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9VOL.8 2015 AUTUMN子どもには歯ブラシをはじめ、箸やフォーク、串など尖ったものをくわえた状態で歩かせないようにしましょう。口に入れたときにのどを突かないようストッパーがついている歯ブラシや、柄の部分がシリコーン製などで柔らかくなっているものも事故の予防に役立ちます。Advice歯ブラシをくわえて歩くのは危険です 早い子は6カ月ごろから歯が生え始め、1歳過ぎごろから大人のまねをして歯ブラシで歯を磨こうとし始めます。歩き出すのも同じころ。歯ブラシをくわえたまま歩いて転倒しのどの奥を突いたり、刺さってしまう事故が報告されています。ちょっと目を離したスキにお風呂でドボンお父さんと一緒にお風呂に入ったお兄ちゃん。お父さんが自分の頭を洗っている間に湯船の中でお気に入りのおもちゃで遊んでいたら、ツルリと足を滑らせてしまいました。あわや溺れる寸前に。家庭内の事故でも浴室は件数が多い場所のひとつ。親子が一緒に風呂に入っても、親が自分の頭を洗っている間に子どもが湯船で足を滑らせて溺れかけるケースが起こっています。浴槽の底に滑り止めのシートを貼る、大人が目を離す状況をつくらないなどの対策をしましょう。入浴剤は種類によって滑りやすくなるので注意が必要です。Advice

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