La Finestra Vol.21
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ウインドウトリートメントで 自然光をコントロール 自然光を室内に上手に取り入れるには、まず主な採光面である窓まわりの工夫から。調光に優れたウインドウトリートメントなら採光量をコントロールしやすくなります。おすすめは調光ロールスクリーンやバーチカルブラインド(写真1)。調光ロールスクリーンは透過度が異なるボーダー状の生地を2枚重ねたもの。ボーダーの重なり具合で光量を調整できます。バーチカルブラインドは羽根の角度を調整して、視線を遮りながら外光を取り入れられます。羽根の隙間から漏れる光が床や壁につくる規則的な模様も、美しいインテリアの一部になります。 採光はしたいけれど外からの視線が気になる場合、スクリーンの透過度にも注目です。「光は通して室内を明るく保ち、姿は見えづらくする」生地を選んで。眺望を重視するならシアー生地を、寝室など光をシャットアウトしたい場所なら遮光生地を。場所や好みに応じて使い分けるのが自然光をコントロールする近道です。外光を効率的に取り込む 大きなミラー効果 鏡を窓際の壁に設置すると、窓からの自然光を反射して室内を明るく見せることができます(写真14左/透過度が異なるボーダー状の生地の重なり具合で光量を調整できる調光ロールスクリーン。グラデーションカラーが美しい写真のスクリーンは、閉めた際も繊細な透け具合が楽しめます。「ビジックライト TR-4701」83,000円 上/羽根の角度で光の入り具合を変えられるバーチカルブラインドはスタイリッシュな見た目も魅力。「デュアル100 TF-6086」54,800円/ともにトーソー 103-3552-1002思った以上に空間の心地よさに直結する自然光。ウインドウトリートメントや雑貨の工夫で光をコントロールし、インテリアに生かしましょう。自然光2調光スクリーンやブラインドで光量を調節

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