La Finestra nuova Vol.18
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「世界一のレストラン」とも称されるデ ンマークの「noma」。そのDNAを持つ店「INUA」が東京にオープンしたのが2018年夏のこと。以来、料理はもちろんインテリアも大きな注目を浴びています。デンマークのトーマス・リッケ氏率いるOEOスタジオが内装を手がけた店内は、「我が家のように感じる場所」をコンセプトとした、かしこまらない雰囲気に満ちています。日本の食材が北欧の感性で新しい料理に昇華されるように、日本の工芸や素材が北欧デザインにマッチした新しい空間です。北欧と日本が融合した新たな料理と空間日本の食材にこだわり、見た目に楽しく新しい発見のあるINUAの料理。写真は色鮮やかなエディブルフラワーを湯葉で包んだ「作りたての湯葉と季節のお花」。INUAイヌア東京都千代田区富士見2-13-12 KADOKAWA富士見ビル9F☎ 03-6683-7570(受付時間 火~土曜10:00~15:00)x 17:30~v 日・月曜https://inua.jp/(上)花器や皿、カトラリーなどの小物にも、田中信彦氏の作品ほか日本のクラフトを積極的に採用。 (下)ほの暗い照明で落ち着きのあるメインダイニング。天井には西陣織の細尾に特注したファブリックを張っています。椅子は深澤直人氏がデザインしたマルニ木工の「ヒロシマ」とカンディハウスの「カムイ」。テーブルはリッケ氏がINUAのためにデザインした「ジャリ」。色は美しいグレーカラーを特注。そのほか個室用としてテーブルと同シリーズの「ジャリチェア」もあり、2019年春よりアクタスで受注販売予定。RESTAURANTTOKYOP6撮影:Jason Loucas6La Finestra nuova Vol.18

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