La Finestra nuova Vol.11
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22La Finestra nuova Vol.11TOPIC1和にも洋にも合わせやすいモダンな有田焼が誕生現代の暮らしに馴染む素朴でモダンなデザイン 1616年に佐賀県・有田の山中で良質な陶石が発見されたことから、日本初の磁器の製造が開始されました。これが有田焼の起源です。それから400年という節目の年となった今年、有田焼の新ブランド「2016/(ニーゼロイチロク)」がスタートしました。 4世紀におよぶ伝統を受け継ぎながら、その魅力を海外にも伝えるため、世界各国のデザイナーと有田焼の窯元がコラボ。15組のデザイナーが手がける「スタンダード」と、ブランドのクリエーティブディレクターである柳原照弘らが手がける限定の「エディション」の2つのコレクションを展開。シンプルでいて印象的な有田焼はインテリアの和洋を問わず、上質で今風な空間づくりに一役買ってくれそうです。国内外15 組のデザイナーと窯元がコラボした「スタンダード」コレクションから。 (左上)スウェーデン出身のインゲヤード・ローマンによるスタッキング可能なティーセット。カップ9,000円~、プレート6,500円~、ポット27,000円~など (右上)有田焼で象徴的な色として使われる赤色が印象的。デザイナーは日本の藤城成貴。マグ2,600円~、コンテナ4,600円~、ピッチャー2,100円~など (左下)吹付という伝統的な塗装方法を用い、丁寧な手仕事で光と影を表現。スイス人のクーン・カプートのデザイン。プレート、フラワーベース各10,000円~、ボウル20,000円~など (右下)液体がこぼれたようなプレートや幾何学モチーフで動物を描いたカップなど遊び心のあるデザインがユニーク。カップ1,500円~、プレート1,400円~、ピッチャー9,000円~など。スウェーデンの建築デザインスタジオ、タフがデザインを担当。TOPICSNEWこの秋インテリア業界をにぎわす2つのトピックをお届け。最新のアイテムやショップを活用してインテリアをアップデート!

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