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vol.05 みどり - Green - Color guide カラーガイド 〜色と暮らしのインテリア
Color guide カラーガイド 〜色と暮らしのインテリア

一般に「癒し」「安らぎ」の象徴とされ、ひろく世界中で、「平和」や「生命」「健康」、そして「安全」「清潔」のシンボルカラーとして認知・使用されている「緑」。
この普遍的なヒーリングカラーとしてのイメージのルーツはどこにあるのでしょうか。まず思い浮かぶのは、「緑」は自然界のベース、私たちを育てる環境の色であること。「緑」のあるところ=私たちが生きられる場所、というシンプルな事実です。
また、「緑」は、私たちに毎日降りそそぐ太陽の光に含まれるすべての色光を波長別に並べたときのちょうど中央、つまり虹の真ん中に位置する色でもあります。「平和」や「安全」などは、「緑」のこの、さまざまな偏りを穏やかに均す中立性に由来するのでしょう。
そして、自然のなかに在る「緑」といえば、「生命」そのものの色。「赤」のように前進するエネルギーとはまた違って、未来への可能性と希望を湛えて静かに漲る生命力の色です。冬が来るたびに(常緑樹は別として)地上から姿を消す「緑」。古来より人々は、「緑の季節」に憧れ、再来を祈り、永遠であればと夢見てきました。かの「オズの魔法使い」で、願いの叶う幸せの都が、輝くような緑色にあふれた「エメラルド・シティ」であったのは象徴的です。

遙か有史以前から、私たちを物心両面で育んできた「緑」。生まれた場所、育った土地から遙かに遠く離れてしまったように思えるときにも、いつでも私たちの傍にある永遠のホームの色、それが「緑」なのです。
暮らしへのとりいれかた

人が地上で暮らしを営み始めた当初から風景のなかにあった「緑」。一見、現代の生活にも取り入れやすく思われるのですが、実は私たちのイメージのなかの「緑」は、実際の自然のなかにある「緑」よりも鮮やかに記憶される傾向があるのです。自然の「緑」をあらためて見つめなおすと、造形によるこまかな陰影や複数種の混在によって成り立っている、思っていたよりも地味で複雑なものであることに気づくはず。よって、イメージだけで単一色の「緑」の人工物をインテリアに取り入れると若干強すぎることがあるので要注意。迷ったら自然の色味と質感に学びましょう。
1 空間をデザインする 〜「緑が生み出すつながりと奥行き」

居住空間を目的に応じて区切る必要があるときには、パーテーションの要素に「緑」を取り入れてみましょう。木立が森をかたちづくりつつ訪問者をその奥へと誘うように、穏やかに区切られた自然なスペースを出現させながらその先の空間へのつながりをつくってくれます。また、カーテンに用いると屋内外がゆるやかに連続し、居住空間が広がって感じられる効果も。
ただ、鮮やかな緑を大きな面積で平たく使うと、盛夏の猛々しく繁茂する草々のように独特の圧迫感が生まれますから、彩度の低い落ち着いた緑や淡い緑にするか、素材も透けるものや陰影のあるものを選ぶことをおすすめします。
2 バスルーム 〜「緑」が導くコンディション

コーヒーに含まれるカフェインには、上手に摂ると、神経が興奮しすぎているときには鎮静効果、逆に感覚が鈍っているときには覚醒効果と、やじろべえのように飲み手のコンディションを中立に調整してくれる性質があるのですが、「緑」にもちょうど同じような効用があります。バスルームまわりのもの…シャワーカーテンや洗面道具などに「緑」を配すれば、シャワーを使う朝や晩、これまたちょうどコーヒータイムのようなタイミングで味わうことで、気分や感覚が程よい中庸のところへおさまり、ニュートラルなリラックスした心もちで一日の始まりもしくは終わりに臨むことができます。
旬の緑を愉しもう!その1 新茶のゼリー

八十八夜を迎えるこの季節。薫りのよい新茶を使って、お風呂上がりにもさっぱりいただけるゼリーはいかがでしょう。つくり方はごくシンプル、濃いめに淹れた緑茶250ccに粉ゼラチン5gをふり入れて湯煎で溶かし、粗熱をとって冷やし固めるだけ。緑茶は水出し(水に茶葉を入れて一晩冷蔵庫に置く)にするといちだんと美しい色を愉しむことができます。お茶のさわやかな味わいと色味をクリアに味わうために、甘みは別添えで、透き通った白蜜…グラニュー糖100gと水80ccをお好みの粘度まで煮つめてつくる…がおすすめです。
3 光とj風を呼び込むコーナーづくり 〜「緑」のガラスで
自宅の一隅にお気に入りの品々を飾って小さなコーナーをつくろうとするとき。ちょっとしたグリーンを組み合わせていきいきした雰囲気を加え、全体をまとめるという手法は、すでに多くの方が実践なさっていることと思います。
それでは、屋内の、光が届きにくく植物の育ちにくい環境に、同じような雰囲気のコーナーをつくりたいという場合はどうでしょう? 植物の代わりに、「緑のガラス」を使ってみるのもひとつの手です。自然のなかの「緑」と切り離すことのできない水や光、そして風までをも連想させるガラス素材。「緑」の安定感と表裏である、中立ゆえの柔軟で自由な性質を引き出し、印象的な一角に仕上がります。
特に、硬軟、乾潤など質感やイメージが相反するような複数の素材を緑のガラスでつなぐと、「緑」のもつ「はざまにたゆたうイメージ」がより強調され、コーナーに独特の浮遊感が生まれます。
旬の緑を愉しもう!その2 多肉植物

この季節にぐんぐん成長する多肉植物。肉厚の葉は、その内にたっぷりの水分とともに「緑」のもつ可能性や希望をもたくわえているかのようです。花がなくても緑の葉だけで殖えていくというたくましい習性をもつものが多く、世話をするたびに、その旺盛な生命力にあてられるように気持ちが潤います。写真は、葉から葉が出てどんどん大きくなるマザーリーフ(セイロンベンケイソウ)と、ぷるぷるとしたみずみずしい葉が特徴の花蔓草(はなつるそう)。どちらも、この季節にしっかり育てておくと、マザーリーフは秋口にごくまれに、花蔓草は夏にほぼ確実に、花をつけてくれます。
「みどり」×「他の色」の基本ルール

面積によっても変わりますが、おぼえておくとちょっと便利な基本の法則です。

青寄りの「緑」→人工的なイメージ、黄寄りの「緑」→自然のイメージを、それぞれ喚起します。
同一色相のグラデーションでより強調されます。

彩度・明度の高い「緑」→若々しいイメージ、彩度・明度の低い「緑」→落ち着いた円熟味のあるイメージが、それぞれ生まれます。

「緑」+「暖色」→生命力、「緑」+「寒色」→清々しさを感じさせる組み合わせ。

ファッションに。目的に合わせて、年齢感のコントロールをすることができます。ただし大きな面積で使うと全体のカジュアル感が強くなるので、それが本意でない場合にはハンカチやアクセサリーなどの小物で取り入れるのがおすすめです。

食卓のコーディネートに。同じサラダでも、暖色のナプキンを添えてサーブすると、ドレッシングのコクや野菜本来の滋味がきわだち、寒色のナプキンを添えると、ドレッシングの酸味や野菜のフレッシュ感が前面に出て感じられるはず。

クッションカバーに。リビングのインテリアに合わせて、複数個のクッションをグラデーションで揃えて。
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