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vol 11 君とボクの虹色の世界
夢見るインテリアはスタイリッシュで優しいピンク

一人でいることの気軽さもいいけれど、やっぱり誰かに接していたい。会話を楽しむもよし、食事をするのもよし・・・。人と接するということは、思いやりや、優しさが必要。だけど愛に不器用な人々は途方にくれてしまう。そして、誰にも気づかれないように心に秘める。この作品の個性的な登場人物もみなそれぞれの人間関係に悩んでいる。
主人公、クリスティンもそんな一人。たんたんと、ほんわりと、自分の思うがままを突き通している。そして、最初から最後まで一定した優しさが心地よい香りのように漂ってくるから不思議だ。

クリスティン演じるミランダ・ジュライは若手女性アーティストとして活躍中。本作品の監督としてもファッション・音楽・インテリアを通して、決して派手ではないけれども、そこはかとなく感性を刺激してくれて、女の子らしい秘めた優しさを上手に表現している。

クリスティンは、高齢者タクシーの仕事をしながらアーティストを目指している女の子。あるとき離婚したばかりの子持ちの男性リチャードに惹かれるが、そのアタック振りは勇気がもらえるほど果敢で、不器用さ丸出し。そしてこの2人を取り巻く人々の愛のかたちは、ばらばらだけど、どれもまっすぐで、はらはらどきどきするような、キュンとするような、魅力に溢れている。そんなクリスティンの部屋は様々なピンクで彩られていて、それがとても女の子らしい。ショッキングピンクで塗られた部屋の壁には、大胆なドローイング。そこに椅子を一脚置き、座る。その姿はひとつのアート作品のよう。パステルピンクの壁には写真をたくさん貼っていて、その貼り方にもこだわりを感じる。キルトや花柄の可愛いベッドリネンやクッションのセレクトはさすがで、そこに寝っころがるクリスティンの大人の可愛さがたまらない。
君とボクの虹色の世界 君とボクの虹色の世界

可愛いと言えば、嫁入り道具を集めるのが趣味な小学生の女の子、シルヴィーの部屋にも注目。パステル調の花柄の壁紙や幾何学模様のラグマット、道具をしまっておく箱もお花柄。とてもクールによそおっているけれど、心の中はやっぱり夢見る女の子なんだよね? って話しかけたくなるのは私だけ?
小さな町でおきる、小さな日常の暮らし。『どんなところでも自分らしく表現できることって大切だよ。』って教えてもらったような気がする。クリスティンのまっすぐな思いは確実に心地よい余韻を残してくれた。

2005年 アメリカ映画

出演:ミランダ・ジュライ ジョン・ホーク
マイルズ・トンプソン
ブランドン・ラトクリフ 他
監督・脚本:ミランダ・ジュライ
音楽:マイケル・アンドリュース
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