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CINEMA 映画で見つけたインテリア
vol.07 ゾウがお家にやって来た
オランダの色使いで
コレクターズアイテムもモダンに

都会からちょっと離れた郊外の緑豊かな町。だからって、家にゾウが来る?
そこはオランダ。主人公のボニーちゃんはスクールバスで小学校に通う女の子。ちょっと変わったお母さんと、家のことをなんでも面倒見てくれる頼れるお祖母ちゃんの3人暮らし。3人とも大好きなのがゾウ。お祖父ちゃんの仕事の影響で皆ゾウが大好きなのです。家にはゾウの置物や写真、絵などがたーくさん、部屋のあちこちにちりばめている。普通考えてみれば、動物好きの家はなんだか想像できる。結構見ていられない。リアルからファンシーまで何でもありの動物グッズが加速度的に増えて収拾がつかなくなっているからなのだ。

ところが、この一家のインテリアはめちゃおしゃれなのだから驚く。お祖父ちゃんのお土産と思われるゾウの置物の数々、モノクロのゾウの写真、カラフルなゾウの絵画。全体のイメージはモダンなサイケデリックといったところだろうか。ごちゃっとしているのにまとまっている。たぶん、その理由はインテリアの色にあるんじゃないかと思う。

ややクラシカルでヨーロピアンな一軒家。建具には、ペパーミントグリーンが配色されている。インテリアのアクセントは赤、そしてちょっぴり黒のアイテムがきいている。たとえば、赤い壁紙が壁とドアを覆っているお母さんお部屋。ドアノブは普通真鍮となるのだが、黒だ。これがかっこいい。そしてキッチンは、クロスなどのファブリック類が様々な赤のチェックで可愛さをかもしだし、黒のデスクランプがひっそりと置かれているところを見逃さなかった。緑X赤Xちょい黒。この強い色の組み合わせで個性のあるゾウグッズが上手く溶け込んでいるとみた。オランダって実は北欧に負けないくらいデザイン大国。クラシカルでありながらモダンなテイストを色や形で表現するのがとても上手い。
ゾウがお家にやって来た ゾウがお家にやって来た

さて、ボニーちゃん一家。さぞかし幸せなのだろうと思ったが、突如、交通事故でお祖母ちゃんが他界してしまう。悲しみの中お母さんはふさぎこみ、ボニーちゃんは元気になってもらおうと『弟が欲しい!』とせがむが、それが無理なら『ゾウが欲しい!』とありえないリクエストをする。実際、“パオ〜ン”と庭から聞こえてきた時はさすがに私も驚いたが、人って守って守られて生きて行くという事を教えてくれるいいお話だ。
2005年 オランダ映画

原題:Knetter
監督:マルティン・コールホーフェン
脚本:ミーケ・デ・ヨング
出演:イェッセ・リンスマ
トム・ファン・ケッセル
カリス・ファン・ハウテン

収録時間:84分
発売元:株式会社オンリー・ハーツ

ところで、ボニーちゃんの就寝シーンがとても好き。赤いギンガムチェック柄の枕に、赤いお星様柄のパジャマ。デュベカバーは赤地に白のゾウ柄のファブリック。ゆっくりと眠れるかは不明だけど、赤好きの私、結構憧れます。
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